Concept

Future Heritage

プロダクトデザインセンター(PDC)は、プロダクトデザイン、空間デザイン、インスタレーション、ブランディング、アートディレクションなど、幅広いクリエイティブ領域で活動を続けています。

代表の鈴木啓太をはじめ、PDCのメンバーが共有するのは、「Future Heritage(未来の遺産)」という「核」です。

先人たちの想いや試行錯誤の歴史から学び、日々変化する今の価値観を融合させながら、未来の美しきヘリテージを作ること。そして古今東西のさまざまな視点を取り入れながら、素晴らしい感性をもつここ日本から、新しく無二の世界観を発信すること。

それはまるで千利休が人に想いを馳せ、道具と空間を組み合わせて茶の湯という世界観をつくり上げたように、複合的にデザインを行うことで未来へつながる強い世界観を生み出します。

そうした私たちの「核」を支えるのは、徹底した現場主義と緻密なデザインプロセスです。

プロジェクトの細部まで徹底的に計画し、100年後も遺伝子として残るクリエイティブを、クライアントやパートナーと共に生み出すことを目指しています。いつでもどこでも、私たちはヘリテージの本質を理解し、未来の遺産を作っていきたいと願っています。

Design Process
1. 未来を紡ぐヴィジョン構築
製品だけでなく、空間やサービス、ブランドの「あるべき未来像」をクライアントと共に描きます。過去をリスペクトしながら、現在/未来の新たな可能性をビジョンとして可視化。プロジェクトの出発点からゴールまでの地図を策定します。
2. フィールド&コンテキストリサーチ
工房や市場、街角、デジタル空間まで、あらゆる「場」に赴き、ユーザー行動や文化的文脈、素材や技術の潜在力を五感で探ります。データと体験の両面から課題を解像度高く把握します。
3. トランスポジショニング・ワークショップ
デザイナー、エンジニア、マーケッター、アーティスト、エンドユーザーなど、多様なステークホルダーが交錯する統合型ワークショップを実施。既成概念を越えた「交点」でアイデアを生み出し、プロジェクトの独自コンセプトを共創します。
4. インタラクティブプロトタイピング
プロダクトから空間、サービスフロー、ブランドタッチポイントまで、AIと手仕事を活用しデジタル&アナログを組み合わせ、多層プロトタイプを迅速に展開。ユーザーテストとデータ解析で体験と機能を並行して磨き込みます。
5. 詳細設計&実装連携
色・素材・仕上げ(CMF)、建築/インフラ仕様、UX/UIガイドラインなど、あらゆる成果物の詳細を設計。エンジニア、職人、施工チーム、開発チームと緻密に連携し、細部まで徹底的にクオリティにこだわります。
6. ローンチ後の評価&継続進化
展示会やサービス公開はゴールではなく始まり。KPI/CX 指標やユーザーフィードバックから得られた洞察を次プロジェクトに組み込み、デザインを持続的に進化させます。
Clients

PDCは、デザイン、文化、イノベーション分野の世界的リーダーたちと協力し、それぞれのブランドの可能性を広げています。

Awards

Project Awards(プロジェクトに対する受賞)

2024|RISING WAVE オーデコロンシリーズPentawards 2024(ブロンズ)
2019|相模鉄道2000系 — 日本鉄道友の会「ローレル賞」
2019|相模鉄道12000系Good Design Award
2018|相模鉄道2000系Good Design Award
2016|相模鉄道9000系 リニューアルGood Design Award
2016|相模鉄道 吊革Good Design Award
2008|《富士山グラス》 — Tokyo Midtown Award 2008(審査員特別賞)
People

鈴木 啓太

プロダクトデザイナー・クリエイティブディレクター / PRODUCT DESIGN CENTER 代表

1982年愛知県生まれ。古美術収集家の祖父の影響で幼少よりものづくりを開始。2006年多摩美術大学プロダクトデザイン専攻卒業。100年後にも残るデザインを目指し、日用品から家具、鉄道車両まで多岐にわたるプロダクトデザインを手がける。さらに素材開発、工芸作家やラグジュアリーブランドとの協業、都市計画のクリエイティブデザインまで、「未来の遺産」を創造するという理念のもと活動を続ける。国内外で多くの賞を受賞。金沢美術工芸大学客員教授、東京藝術大学講師。グッドデザイン賞 審査委員。

詳しいプロフィールはこちら

山田 竜也

デザイナー / アートディレクター

金沢美術工芸大学卒業後、キヤノンを経てPDCに入社。プロダクトデザインからアートディレクションまで、多岐にわたるプロジェクトを担当。2021年富山デザインコンペティション準グランプリ受賞。

荒井 絵美

デザイナー

女子美術大学卒業後、BALMUDAを経てPDCに入社。プロダクトデザインをはじめ、CMFやパッケージデザインに携わり、製品の立ち上げから量産までの業務に従事。

田中 宏昂

デザイナー

名古屋モード学園卒業後、id, nendoを経てPDCに入社。インテリア、グラフィック、プロダクトなど幅広く経験を積む。PDCではプロダクトデザイン、展示空間デザインに従事する。

山内 友佳

バックオフィスマネージャー

IT業界で20年以上の経験を持ち、ウェブ開発からデータ分析まで幅広い専門知識を持つ。PDCの運営を支える上で重要な役割を担う。グロービス経営大学院にてMBA取得。

FAQ
Q1. PDC ではどのような領域のデザインを手掛けていますか?
A. プロダクトデザイン、空間/エクスペリエンスデザイン、ブランド戦略、コンサルティングを横断的に行っています。すべてのプロジェクトで「Future Heritage」の視点を貫き、100年先を見据えた価値を紡ぎます。
Q2. 初回相談から納品までの典型的な期間は?
A. スコープ定義とコンセプトワークに約1–2ヶ月、詳細設計から実装まで約3–6ヶ月、ローンチ後のフォローに1–2ヶ月が標準です。
Q3. 料金体系やプロジェクト予算の目安は?
A. 目的・規模・フェーズ数に応じたカスタム見積もりが基本です。初回ヒアリング後に予算レンジとお見積りを提示します。
Q4. グローバルクライアントとのやり取りは可能ですか?
A. はい。英語でのコミュニケーション体制があり、リモート/オンサイトいずれも対応可能。海外パートナーとの協業実績も豊富です。
Q5. 知的財産や機密情報の取り扱いは?
A. NDAの締結を前提に、成果物の権利設計(著作権譲渡/ライセンス/共同著作権 等)をプロジェクトに応じて明確化し、安全かつ柔軟に進行します。
Q6. 小規模な相談や短期プロジェクトにも対応できますか?
A. はい。1回限りのブランディング相談やプロトタイプ検証、デザイン監修まで柔軟に対応します。
Start a Project

お問い合わせやコラボレーションのご相談(無料)、取材、ポートフォリオ送付などは、以下の連絡先までお気軽にどうぞ。

連絡先
株式会社PRODUCT DESIGN CENTER
住所
〒107-0062 東京都港区南青山4-9-18
NVAビルディング 1F
Webサイト
https://productdesigncenter.jp
メール
contact@productdesigncenter.jp
電話
+81-3-6447-2877
FAX
なし