PROLOGUE
「使い手により、デザインが完成する」。
FUJIYAMA GLASSは、注がれたビールの泡を冠雪に見立てることで、雄大な富士山の姿が現れるグラスです。2008年、東京ミッドタウンのデザインコンペ「Tokyo Midtown Award」のデザイン部門・審査員特別賞を受賞し、その後、菅原工芸硝子(Sghr)より製品化されました。「日本の新しいお土産」としてデザインされ、今や世界中で愛される定番となっています。
DESIGN
黄金の富士、赤富士、朝霧の富士….注ぐ飲み物によって様々に表情を変えるその姿は、四季折々の富士山の風景そのものです。日常の食卓に、日本の原風景と自然の美しさを作り出す。それがこのグラスのコンセプトです。
CRAFT
製造は千葉・九十九里に工房を構える菅原工芸硝子(Sghr)が担当しています。職人が一つひとつ息を吹き込んで成形する「型吹き」の技術で作られています。口当たりの良さを追求した薄い飲み口は、熟練した職人の卓越した技術によって形になりました。底の厚みと側面の薄さのバランスは、見た目の美しさだけでなく、手にした時の心地よい重厚感も生み出しています。
PACKAGE
パッケージには桐箱を採用。ガラスの透明感と桐の温もりが対比し、贈り物としての特別感を演出します。日本を訪れた海外の方へのギフトや、ハレの日の贈り物として、パッケージも含めたトータルデザインを行っています。
AWARDS
Client / Manufacturer: Sugahara (Suhara Glassworks Inc.)
Design: Keita Suzuki (PRODUCT DESIGN CENTER)
Package Design: Manabu Mizuno (good design company)
Photo: Kenta Hasegawa, Sghr
Year: 2008